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板金製品の寸法検査ってどうやるの??弊社検査設備のご紹介!!

 

 

 

 

部品加工の品質は性能や組立をおこなう上で極めて重要になります。

試作加工時でも設計段階で図面に寸法は記入されていますので各工程で精度・加工公差を意識しながら作業しています。

試作精密板金では切削加工とは異なり工作機械でおこなう部分と職人の手で加工する部分が融合している為、精度のバラツキが発生しやすいと考えています。

また、工程もブランク加工から始まりプレス、二次ブランク、タップ工程、ブレーキプレス、溶接、表面処理等と多岐に渡るため累積誤差が出やすく工程間の管理が必然となってきます。試作という一品物を扱う上で手戻りする場合もあり丁寧かつ大胆に作業を進めていく必要があります。

弊社の案件は薄板の加工案件が多い為、非接触での測定機で測定することが多いです。(画像測定機や投影機、3Dスキャナのような製品に触れずに測定をおこなう機械です。)

前置きが長くなりましたが精密板金品を加工業者に依頼する上で精度が重要な場合は設備一覧等のページで検査設備を確認してみてください。設備量で品質保証体制の本気度が伺えるかと思います。

弊社の設備一覧ページ※検査機は下部にスクロールをおこなってください。

さて、検査機の紹介をしていきましょう!

(ノギス、マイクロメーター、ピンゲージ等の測定工具は今回省略しています)

・キーエンス製 画像測定機 IM-7030T

IM-7030Tの画像

操作性が売りのキーエンス製の画像測定機です。

測定の設定条件を保存すればボタンを1回押すだけで数秒で検査結果が出力されますので、数量が多い検査によく用いられます。

測定範囲はA4サイズ程度になります。

弊社のモデルはオプションで接触式の段差測定と側面の接触測定が可能なモデルとなっております。

 

・ミツトヨ製 CNC画像測定機 QV-X302P1L-D

2013年9月に導入した画像測定機です。

弊社の主力機種になります。

非接触での測定の為、薄い製品でも正確な測定が可能になります。

 

・ミツトヨ製 CNC画像測定機 QV-X606T1L-D

2020年9月に導入した画像測定機です。

測定範囲が600×650と大きいのが特徴です。

またオプションで輪郭測定が可能になっています。

 

・キーエンス製 ワンショット三次元形状測定機 VR-3200

上部から光を当てて光の見え方で三次元形状のスキャニングをおこなう機械です。

製品の歪み量や傷の深さ、小さな段差の測定に用いています。

 

・ミツトヨ製 CNC三次元測定機 CRYSTA-APEX S776

プローブ接触式の測定機になります。

プローブを横に向けて測定が可能な為、三次元的な測定が可能になります。

例えば横の穴から正面の穴までの座標測定、板金に旋盤ピンをカシメ加工した時の垂直度等様々な場面で使用されます。